ボルト(ねじ)にトルクをかけて締め付けると、ボルトの軸部で引っ張られて引張力が発生します。この引張力を軸力といいます。
同時に、ボトルの内部では元に戻ろうとする力が発生し、これによって被締結部材」に軸力と同じ大きさの圧力が作用して固定されます。
そのため、軸力の大きさを知ることで被締結部材を固定する力を知ることができます。
ボルトの締付け管理としてトルク法が一般的ですが、皆さんが普段目にする推奨締付トルク値も実はこの軸力を元に計算されています。
軸力は部材を固定するために適切な力である必要がありますが、振動や温度が原因でボルトが緩むと低下します。
BOLT EYE™のボルト軸力センサは、ひずみゲージをボルトに貼付して軸力を計測します。
製作方式は3つあります。
注意事項
〇ご支給していただいたボルトを軸力計に加工します。
〇加工時に、ボルトのエージング処理や洗浄処理を行いますので、温度変化を与えてはいけない場合や、
洗浄液(アセトンなど)に浸漬してはいけない場合は、ご相談ください。
〇ボルト加工時により、未加工時に比べて疲労寿命うなどの機械特性が変化しますので、ご注意ください。
BOLT EYE™は株式会社共和電業の登録商標です。