ドイツ　INTERGEO2024展示会　レポート

INTERGEO2024は9月24日~26日までドイツのシュトゥッガルトにて開催されました。このイベントは測地学や地理情報、測量に関する世界有数のイベントになり、最先端の技術やソリューションが展示され、600以上の企業が参加しました。今回は展示品のレポートも含め簡単にご紹介いたします。

↑会場は非常に広大で展示スペースは約120.000㎡　※東京ドーム2.5個分

↑中国の測量機メーカーSOUTH（サウス）
トータルステーション、セオドライト、距離計、地形スキャナ、GNSS製品など、幅広い測量機器を取り扱う。

↑GEOBSYS(ジオブシス)社製のスタイリッシュなGNSS
14cmの高さと4cmの直径で、ポケットに収まるサイズ感ながらRTK測量で水平精度0.6cm + 0.5PPM、垂直精度1cm + 1PPMを実現。※モデルにより違いあり

↑今回のライカジオシステムズ展示の注目技術iCS50とvPen
iCS50は小型ながら高性能なレイアウトTS、左側のポールと組み合わせることで傾き補正や自動での高さ検出が可能となる。

右手に持っているペンはペン先でタッチするだけで測定が可能となるvPen。もちろんこちらも傾き補正に対応し、10mの距離の精度は±1mmとハイエンド測定機器に匹敵するレベルだ。

↑傾斜センサー付きGNSS
ボール内部にケーブルを通してシンプルな構造をしている。