「測地成果2024」への改定に伴いGNSS機器、ソフトウェアのアップデートが必要となります。
2025年6月10日 【お知らせ】

全国の標高成果の改定
令和7年4月1日に国土地理院は電子基準点、三角点、水準点等の標高成果を、衛星測位を基盤とする最新の値「測地成果2024」に改定しました。
この改定に伴い、全国の電子基準点、三角点、水準点の成果座標(標高)が変更され、標高成果改定前後で、国土地理院が管理する電子基準点データを用いて得られる高さ情報にズレが生じる可能性があります。
スタティック測量・RTK-GNSS・ネットワーク型RTK-GNSS等がジオイド高変更の影響をうけます。
現在使用している測量機器の対応
標高成果の改定前と改定後では、局所的には最大約60cmの差があります。使用するソフトウェア及び最新のパラメータ(ジオイド・モデル)へのアップデートが必要です。
トプコンソキアポジショニングジャパン | GNSS-Pro | 未対応 |
GNSS-Pro X | 有償によるバージョンアップで対応可 | |
プロサーベイヤー3D/監督さん3D | サブスクリプション期間内であれば、ジオイド変換ファイル(.gff)での読込みが可能 | |
Collage Office/MAGNET Field | ジオイド変換ファイル(.gff)での読込みが可能 | |
FC-500:【GNSS 統合観測】【RTK移動局観測】【監督さんV+GNSS】 SHC500:【SDR8 GNSS 統合観測】【SDR8 RTK移動局観測】【SDR8 シビルマスター+GNSS】 | ジオイド変換ファイル(.asc)での読込みが可能 | |
福井コンピュータ | TREND-FIELD/FIELD-POCKET | アプリの最新バージョンで対応予定 |
FIELD-TERRACE | ローカライゼーションを実施してから、 GNSS機能を利用 | |
TREND-ONE Mercury-ONE Mercury-LAVIS | 新標高での計算は不可 新標高成果対応版までお待ちください。 | |
KENTEM | 快測ナビ | アプリの最新バージョンで対応予定 |
Sitech3D | アプリの最新バージョンで対応予定 | |
myzox | GEO WALKER(Pro) | 対応済 |
pix4d | pix4d | 対応済 |
※2025年6月時点の情報となります
各メーカー参考ページ
下記、Pix4Dcatchアプリケーションをアップデートした例
